【絵本の紹介】
ペットロスや、動物たちとのお別れをテーマにした絵本をたぶんどこよりも多く紹介しています。人の言葉を素直に受け入れられない心を、やさしい絵と温かみがあり、かつ分かりやすい表現の絵本は、きっと開いてくれることでしょう。
【絵本の貸出し】
※2020年11月より絵本の貸出しを再開いたします。
ただし、絵本に触れた後は各自手洗い等の徹底をお願いします。
紹介した絵本の中には絶版のものあります。ペットの相談館では、そんな場合に絵本の貸出しもしています。費用は送料だけご負担していただきます。詳細につきましては、お電話かもしくはメールでお問い合わせください。
【絵本セラポート】
深い悲しみの中、時に人の言葉や態度を遠ざけてしまうことがあります。そんな素直になれない心に、絵本のわかりやすく優しい文章とあたたかみのある絵が何かを気付かせてくれるでしょう。
最初に少しお話をうかがい、内容によって絵本を郵送させていただきます。絵本の返却時に同封したアンケート用紙も送っていただき、希望者の方にはその答えによって改めてお話をさせていただいています。
大好きだった犬のグー。
その出会いからお別れまでを少年が
みなさんに紹介しています。
前半は、犬のマリモを失った少女の
悲しみを、後半はマリモから少女への
想いを綴っています。
犬のエルフィーが亡くなって、深い悲しみに
暮れる中、少年にはひとつのなぐさめがありました。
それは・・・。
愛犬ジャンピーの死を少年が受け入れるまでの
お話。
愛犬を失い、悲しみに暮れる息子にお父さんが
自分のペットロス体験ををもとに優しく語りかけています。
ペットとのお別れは永遠のものではありません。
だって、いつか、「虹の橋」で再会できるのですから・・・。
大好きな猫のバーニーが亡くなって、悲しみにうちひがれていた
少年が立ち直り、成長していく過程には両親の暖かい
思いやりがありました。
天国にいった猫たちが、
そこでどのように過ごしているか、またどんな想いで
あなたを見守っているかを知っていますか。
仲間のアナグマを失った動物たちが
アナグマからもらった大事なものを語っています。
失ったものより、得たものの大きさに
気付かされる一冊です。
猫のオリオンが亡くなった。
オリオンが大好きでしかたなかった少年が
葬儀のときにしたこととは・・?
そして、少年が気付いたこととは・・・?
多くの命を奪った東日本大震災から3年。
あのとき、多くの動物も命を失いました。
動物も家族の一員・・・。
そんな想いがこめられた一冊です。
愛犬のリリを亡くした少女が、思い出を
振り返りながら立ち直っていくお話。
猫のバーニーを亡くした少女のもとに
新しい猫が来ました。お庭で空き放題遊ばせていましたが
一箇所だけ入っていけないと少女が言ったその場所とは。
亡くなった犬は天国に行きます。
天国はどんなとこ?天国でどうしてる?
犬は幸せなの?
そんあなたの心配にこたえる一冊です。
犬をなくした少年。最初は新しい犬を迎えようと
しなかたが、気持ちの落ち着きとともに子犬を
迎えた。表題の「きみあえてよかった」、この言葉は
どっちの犬に向けてのものだったのか?
・ワウシュビッツ (無双舎)
ペットショップで売れ残った犬が殺処分される
までを犬の気持ちを通して伝えています。
「ぼくはただ好きになってほしかっただけなんだ」
この言葉に真実があります。
・エングレペルス(ネット武蔵野)
亡くなった猫のジャンボにむけて、少女が
手紙を書くという形で、悲しみや葛藤から
次第に立ち直り、新たにペットを迎えるまでを
描いています。
・秋空のトト (ポプラ社)
久し振りに歩いたトトとの散歩道。
ふと見上げる空にはトトに似た雲が…。
動物の老い、そして死に
対する少女の想いが描かれています。
・天国からやってきたねこ (岩崎書店)
死んだ猫のじーこが天国から戻ってきました。
でも、じーこの声は大好きな少女には聞えません。
そんな猫のじーこが彼女に伝えたかった
こととは?あなたの想いが亡きペットにも
伝わっていることを教えてくれる一冊です。
・はじめてのおわかれ(偕成社)
ウサギのロンが死んだ。
ロンに伝えたいことがある少年はどうしても
もう一度会いたい。
少年が伝えたかったこととは・・・。
悲しみを乗り越えていく少年が描かれています。
・かぜのでんわ(金の星社)
山の上に置かれた電話。だれもが自由に使えて、
今はそばにいない人と話すことができます。
でも実はそれは電話線のつながっていない電話でした。
・ルルちゃんのペットとおわかれ(ジャパンマシニスト社)
子どもにとってもお別れは悲しい。
死を受け入れると同時に子どもは子どもなりに
考えています。
ご家族みなさんで読んで欲しい一冊です。
・最後のおさんぽ(講談社)
ワンコが死んだ。
夢枕に来たワンコが天国まで着いてきてと言う。
そう、今日の散歩コースは天国まで。
・こねこのプティ(講談社)
お泊りから帰ってきたら
こねこがいなくなっていた。
お別れは死別だけではない・・・
そんなお話です。
・
・いつか どこかで またキミと(文芸社)
お嫁に行く飼い主に
一緒に連れて行ってもらえなかった
猫の太郎。
いくつもの季節が流れ、年老いた
太郎が思い出を振り返り思ったこととは・・・。
・やくそくだよ、ミュウ(岩崎書店)
ミュウは彼のおねえちゃん。
2人は一緒に大きくなっていく。
やがてミュウも歳をとり、死を迎える。
お別れのとき、2人が交わした約束とは・・・。
・げんきでね(文芸社)
お別れの時、少年は犬のラブが旅立たない
ようにずっと傍にいます。やがて眠ってしまった
少年はラブと雲の上にいました。そこで目にした
ものは・・・。
・ことりのおそうしき(あすなろ書房)
公園で死んでいた小鳥を見つけた子どもたち。
みんなでお葬式をすることに決めました。
それは子どもたちによる子どもたちならでは
のお葬式でした。
・アタシ、ママの子?(創英社)
その犬はふと、ママと似ていないことに
気付きます。でも、気付かないふりをします。
時が流れ、お別れの時。最後にママにお願い
したこととは・・・?
・ありがとう さようなら べス(文芸社)
べスのお別れの時、少女は泣きながらベスに
手紙を書きました。両親やおばあちゃんの
目にも大粒の涙が・・・。
・ジェイくんとおばあさん(文芸社)
猫のジェイとの一緒の時間は宝物の時間。
高齢者とペットとの関わりを考えさせられる
一冊です。
・いつでも会える(学習研究社)
ある日突然みきちゃんがいなくなった。
犬のシロは悲しく、会いたくてしかたなかった。
飼い主とペットの絆のお話です。
・さよなら マックス(佑学社)
犬のマックスが死んで落ち込むベン。
そこに友達のザックが来て・・・。
子どもならではの悲しみ・共感・
そしてなぐさめ・・・、そんなお話です。
・ぼくは ココに いるよ(文芸社)
最初は元気に走り回ってた。しかし
しばらくすると息は苦しそうになり
フラフラと・・・。熱中症によるお別れを
題材にしたお話です。
・さよなら チワオ(ポプラ社)
犬のチワオは歳をとり、目やにやヨダレ、
床ずれまで。家族は協力して面倒を
見ることに・・・。高齢ペットの介護を
テーマにしたお話です。
・なかないで、アーサー(徳間書店)
天国に行った犬は、飼い主の
男の子にもういちど心から
笑って欲しい願います。
・チーコのくれた宝物(銀の鈴社)
逃げ出した猫のチーコは家に帰ろうと
しますがなかなか戻れません。
家族はチーコを夢に見ながら
その帰りを待ちますが・・・。
・さようならパピィ(絵本塾出版)
ある朝、年老いたパピィの姿がなくなった。
じいじとばあばが必死に探したが見つからない。
そして最後にじいじがかけた言葉とは・・・。
・うさぎのルーピースー(小学館)
朝起きるて死んでいるうさぎを見つけた。
その死を通じて、お別れの仕方や
死についての考え方、捉え方を
提起した一冊。
・ぼくがいきるわけ(新潟日報事業社)
ぼくがいきたわけをしってほしいんだ・・・。
亡くなった犬の目線でその一生を振り返ると
ともに、悲しむ飼い主に語りかけています。
・さよなら、ねずみちゃん(誠信書房)
ペットの死を信じたくない子どもが、
やがて死を受け入れていくその気持ちの
変化を描いた一冊です。
・ずっと大好き(文芸社)
亡くなったペットのうさぎと飼い主の
少年が、今までの想い出や感謝などを
お互いに語り掛ける絵本です。
・クローとわたし(リーブル)
子どもが拾ってきた仔犬は、自分が
幼い時に、死に別れた犬にそっくり。
後悔と再会をテーマにした絵本です。
・しろがはしる(ポプラ社)
おじいちゃんの代わりに犬のしろの
散歩をすることになった少年。その
先々でおじいちゃんとしろの想い出を
知ることとなる。
・ちゃぶ(パレード)
別れが来る前の日、ちゃぶは
お腹いっぱいエサを食べた・・・。
捨て犬だったちゃぶと家族の
心温まる一冊です。
・モモ(新潮社)
飼い主さんが犬との想い出を
飾り気なく綴っていて、でもなぜか
心にジーンと伝わるそんな絵本です。
・星空のシロ(国土社)
実験動物として、わずか2年でその
生涯を終えた犬のシロ。実話もとに
動物実験に対する問題提起をして
いる絵本です。
・ぼくとリバ(文芸社)
火事の中に取り残された少年の
もとに目も見えない老犬のリバが
駆け付けた…。少年と老犬の心の
交流を描いた絵本です。
・くまとやまねこ(河出書房新社)
仲良しのことりを亡くしたくまは
偶然出会ったやまねこにことりとの
想い出を話します。そしてその後
2人は・・・。悲しみから立ち直り
前を向いていくお話です。
・おおきなかわのむこうへ(ひくまの出版)
あらいぐまに別れを告げます。うさぎが
最後にあらいぐまにお願いしたのは・・・。
亡くなった者を残された者たちが偲ぶ
そんなお話です。
・いのちの木(ポプラ社)
森の仲間たちが、それぞれに
キツネとの想い出を話すと
いつしかキツネが亡くなった
場所から木が・・・。
お別れと再生(再開)をテーマにした絵本です。
・トロとイヴ(ダイブックス)
猫トロとイヴはいつでも一緒。ある日
イヴがいなくなった・・・。失った悲しみは
人も猫も同じ、そんな絵本です。
・だいじょうぶだよぬいぐるみになったねこのさん(文芸社)
きっとまた会えると信じたい願う
絵の少ないちょっと変わった
絵本です。
・ずっと(WAVE出版)
年老いて弱っていく犬のバロン。
何かしてあげたい少女と
何も求めない犬のお話です。
・くもになったダリ君のものがたり(風詠社/星雲社)
2人は楽しい時間を過ごしてきました。
病気にかかったダリと
交わした約束とは・・・。
どこにでもある、でも心温まる物語です。
・ハローグッバイ(三恵社)
女の子が産まれ、猫がお別れを
迎えるまでを、猫目線で語りかける
悲しいけどなんかほんわかする
絵本です。
・ことりのいのち(アリス館)
小さな子ども初めて出会う「死」によって
死とは何か、供養とはなにか
命とはなにか、そして生まれ変わりとは
何かを感じる絵本です。
・いまもいっしょだね(イマジネイション-プラス)
誰の心でも開いてみせた犬と
おじいさんの悲しい別れを通して
互いに想い合う大切さを描いた絵本です。
・本屋のラク(出版ワーク)
9回生まれ変わることができた
猫は最後の1回に少年との約束を
思い出す。
猫と少年の絆を描いた絵本です。
・犬の遺言(ニコモ)
亡くなった犬からの遺言。
そこにはたくさんの思い出と
感謝の言葉が並んでいました。
悲しむ家族に向けた言葉が胸に響きます。
・ねこなんていなきゃよかった(童心社)
じゃれたり、甘えたり、いたずらしたり、
いつも隣にいてくれた猫のもも。
命の愛おしさ、あたたかさが
伝わってくる絵本です。
・ミツ(
佼成出版社)
猫のミツと少年が過ごした
最期の時間。そこにあった
いろんな想いを言葉短く、でも
しっかりと伝えている絵本です。
・さようなら ぴょんこ(河出書房)
日ごとに大きくなる犬のぴょんこ。
すぐに女の子よりやがて年老いて
お別れを迎えます。子どもの死への
恐怖や親の子どもへの気遣いなどが
丁寧につづられた優しい絵本です。
・
神居住村のどうぶつ盆(文芸社)
あばあさんの夢は、どうぶつ盆に
どうぶつたちに迎えに来てもらって、
幸せにあの世に旅立つことなのです。
カウンセラーさんが書いた心温まる
素敵な絵本です。
・虹色のメッセージ(石田製本)
亡くなった文鳥のふじおが家族への
感謝と想い出、そして繋いだ心は
いつまでも一緒だとつづった
優しい絵本です
・インコの手紙(経済界)
インコは飼い主のことがキライでした。
でも最期のとき、目に映る飼い主に
インコが思った本当の想いとは…。
心あたたまるとても素敵な一冊です。
・ぼくのかぞく(ヘッズ)
出会いからをわんちゃんの目線で振り返る
絵本です。一緒に過ごしたこれまでの時間を
思い出させてくれる優しい一冊です。
・私はネコが嫌いだ。(つちや書店)
「嫌い」に込められた本当の想いとは…。
娘の拾ってきた黒猫と父親との心温まる
とても素敵な絵本です。
・空猫アラベラ (本作り空 Sora)
8年ぶりに天国から戻った猫のアラベラ。
飼い主さんが前を向くお手伝い、その結果…。
亡くなった者から残された者への想いが伝わる
心ほっこりする素敵な絵本です。
・
くろねこのひじきとわかめ
・にじのはしからのてがみ (FOCUS STUDIO)
絵本は2部作となっていて、
『くろねこのひじきとわかめ』では
ペットが今までどんな楽しい時間を過ごしたかを、
『にじのはしからのてがみ』ではこれからも
ずっとそばにいることを伝えたやさしくて素敵な絵本です。